データエディタ¶
データエディタは、CMS に定義したカスタムデータ型(コレクション)の データ を編集する画面です。お知らせ・製品・求人など、繰り返し型の構造化データを扱う日々の編集作業は、この画面で行います。
このページでは、日々のデータ編集 と、コレクション定義の管理 という 2 つの操作を扱います。それぞれ起点となる入口が異なる点に注意してください。
| 操作 | 起点 |
|---|---|
| データの編集 | ヘッダーの コンテンツ メニュー(ドロップダウン)から対象のコレクションを選択して開きます |
| コレクション定義の管理 | サイト設定 > データエディタ から開きます |
用語の整理¶
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| コレクション | スキーマ(データ型)の定義 — フィールド構成・バリデーション・UI 表示形式を含む |
| データ | コレクション内の個別レコード(例: 1 件のニュース記事) |
| データエディタ | データを編集する画面 |
「コレクション = テーブル定義」「データ = レコード」と捉えると分かりやすいです。
画面構成¶
データエディタの画面は次の領域で構成されます。
| 領域 | 内容 |
|---|---|
| 左サイドバー | コレクション一覧 |
| 上部 | 検索 / フィルタ / ソート / 操作ボタン(新規作成)。行を選択すると、選択件数と一括操作(一括削除 / 一括取消)のツールバーが表示されます |
| 中央 | データ一覧(ページネーション付き)。各行の先頭にチェックボックス、行にカーソルを合わせると行末に操作用の三点メニューが表示されます |
| 編集ドロワー(行を開いた場合) | 画面右からスライドして開く編集フォーム |

コレクションの管理¶
サイト設定 > データエディタ から開きます。データの編集とは別の起点です。
コレクションの確認¶
各コレクションには次のような情報が含まれます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 定義 | フィールド名・データ型・必須/任意・UI 表示形式 |
| スペック | コレクションの仕様情報 |
| JSON スキーマ | コレクション定義の JSON スキーマ表現 |
フィールド定義 UI で設定できる項目¶
各フィールドには以下を設定します。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| フィールド名 | 内部識別子(コレクション内で一意) |
| 表示ラベル | データエディタで表示する見出し |
| 型 | 文字列 / 長文 / 数値 / 真偽値 / 日付 / 日時 / 選択肢 / 参照 / 画像 / ファイル / リスト |
| 必須 | このフィールドへの入力を必須にするか |
| 一意 | コレクション内で重複を許さないか |
| 既定値 | 新規データ作成時の初期値 |
| バリデーション | 最小・最大値(数値)、最小・最大文字数(文字列)、正規表現、形式(メール / URL / 電話) |
| UI 表示形式 | テキスト入力 / テキストエリア / セレクト / ラジオ / チェックボックス / 日付ピッカー / リッチエディタ |
| 説明文 | データエディタで入力ヘルプとして表示 |
| 並び順 | データエディタの一覧でのカラム表示順 |
| 検索対象 | この項目をキーワード検索の対象にするか |
| 公開時挙動 | API 経由で取得可能か、内部のみか |
選択肢型では「選択肢の名前と値」のペアを複数定義します。参照型では参照先のコレクションを指定し、表示用に使うフィールドも選びます。
データの一覧¶
ページネーション¶
データは既定のページサイズで分割表示され、ページ番号や「次へ / 前へ」で遷移します。
検索¶
画面上部の検索ボックスにキーワードを入力すると、コレクション内のテキスト系フィールドを横断的に検索します。
フィルタ¶
| フィールド型 | フィルタ方式 |
|---|---|
| 選択肢 | チェックボックス / セレクト |
| 日付 | 期間指定 |
| 真偽値 | true / false |
| 数値 | 範囲指定 |
| 参照 | 参照先のデータで絞り込み |
複数フィルタは AND で結合されます。
ソート¶
カラムヘッダをクリックすると、昇順/降順を切り替えられます。複数フィールドでの並び替えは、コレクション定義側で「既定の並び順」として設定しておくこともできます。
データの新規作成¶
- 画面上部の 新規作成 ボタンをクリックします。
- フィールドに値を入力します。必須フィールドが未入力の場合は保存できません。
- 画像フィールドでは、コンテンツ管理 のファイル一覧から選択するダイアログが開きます。
- 保存 をクリックします。
- 入力値がバリデーションを通過すると一覧に追加されます。
保存しただけでは公開されません。コレクションのデータも他のコンテンツと同様に、ワークフロー申請を経て公開されます。
データの編集¶
- 一覧で対象行をクリックすると、画面右から 編集ドロワー がスライドして開きます。
- フィールドを変更して 保存 をクリックします。
- 変更点は申請情報にまとめて、申請 から申請します。
バリデーション¶
| 種類 | 動作 |
|---|---|
| 必須 | 未入力の場合、保存ボタンが押せず、エラーが表示されます |
| 文字数 | 上限を超えるとエラーが表示されます |
| 形式(メール、URL など) | 形式が一致しない場合にエラーが表示されます |
| 参照整合 | 参照先のデータが削除済みの場合に警告が表示されます |
エラー時はフィールド直下に赤字で内容が表示されます。
データの削除・取消¶
データエディタでは、レコードの状態に応じて 2 種類の操作があります。
| 操作 | 対象 | 意味 |
|---|---|---|
| 削除 | 公開済みのデータ | 削除します(削除も申請・公開の対象) |
| 取消 | まだ申請していない変更(新規・変更・削除) | 加えた変更を取り消して元に戻します |
まだ申請していない変更は一覧で色分けされ、状態がひと目で分かります。
| 状態 | 表示 |
|---|---|
| 新規 | 緑 |
| 変更 | 青 |
| 削除 | 灰(取り消し線) |
行単位の操作¶
各行にカーソルを合わせると、行末に 三点メニュー が表示されます。メニューから次の操作を実行できます。
- 取消 / 削除
- 履歴
- オブジェクト ID をコピー
1 件だけ削除・取消する場合は、対象行の三点メニューから 削除(公開済みのデータ)または 取消(まだ申請していない変更)を選び、確認ダイアログで承認します。完了すると「削除しました。」/「取り消しました。」のメッセージが表示されます。
まとめて削除・取消¶
複数のデータをまとめて操作するときに使用します。
- 各行の先頭チェックボックスで対象を選択します。
- 一覧ヘッダのチェックボックスで、表示中のページをまとめて選択できます(一部だけ選択している場合は中間状態で表示されます)。
- 結果が 1 ページに収まらない場合は、種別ごとの 全件選択リンク が表示されます。削除できるデータがあるとき、取消できる変更があるとき、それぞれのリンクが表示され、ページを越えた全件を選択できます。
- 一覧上部のツールバーに選択件数が表示されます。一括削除 と 一括取消 は別ボタンに分かれ、それぞれの対象件数が併記されます。対象が 0 件のボタンは押せません。
- 実行するボタンをクリックすると、件数を明示した確認ダイアログが表示されます。承認すると、押したボタンの対象だけが処理されます。
削除・取消も他の変更と同様に、ワークフロー申請の対象になります。
大量件数の非同期処理¶
- 20 件以下 は同期で処理され、完了までダイアログが表示されます。
- 21 件以上 は非同期処理となり、受付時に「処理を受け付けました。完了後に通知します。」と表示されます。進捗と完了は お知らせセンター で確認できます。
インポート・エクスポート¶
インポート・エクスポートは、左サイドバーのコレクションを右クリック して開くコンテキストメニューから実行します。開くと 「インポート/エクスポート」ダイアログ が表示され、左側の 縦タブ で操作を切り替えます。
- タブは矢印キー / Home / End / Enter / Space でも操作できます。
- データを保持するタイプのコレクションでのみメニューが表示されます。
- インポート 系の操作は、対象コレクションへの編集権限がないユーザーには表示されません。
ダイアログでは次の操作を行えます。
| タブ | 内容 |
|---|---|
| コレクション定義のインポート | スキーマ(型定義)を取り込む |
| コレクション定義のエクスポート | スキーマ(型定義)を出力する(コレクション単位で部分選択可) |
| アプリデータのエクスポート | コレクション内のデータを出力する(コレクション単位で部分選択可) |
アプリデータのインポート¶
外部データをコレクションに一括で取り込みます。
- 左サイドバーで対象コレクションを右クリックし、インポート を選びます。
- CSV または JSON ファイルを選択します。拡張子から自動判定 されるため、形式の事前指定は不要です。
- インポート確認画面で次を選びます。
- 既存データの 上書き か 追加 か
- 主キー(ユニーク識別子)の指定
- 差分プレビューで「追加 N 件・更新 N 件・スキップ N 件」を確認します。
- 実行 をクリックします。
インポートでは既存データの上書き/追加を選択できます。意図しない上書きを避けるため、確認画面の差分を必ず確認してください。
インポート失敗時の挙動¶
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 「形式エラー」 | CSV のヘッダがコレクション定義のフィールド名と一致していない | ヘッダ行を見直す。エクスポートしたファイルを雛形にすると確実 |
| 「バリデーションエラー: N 件」 | 必須未入力・型不一致 | エラーレポートをダウンロードして該当行を修正 |
| 「文字コードエラー」 | UTF-8 以外で保存されている | UTF-8 で保存し直す |
アプリデータのエクスポート¶
コレクション内のデータを出力します。一覧画面で適用中の絞り込み条件(フリーワード検索・詳細検索)が反映され、絞り込んだ結果だけがダウンロードされます。条件を指定していない場合は、従来どおり全件が出力されます。
- インポート/エクスポートダイアログの アプリデータのエクスポート タブを開きます。
- 出力対象のコレクションを部分選択します(全選択/全解除トグル、選択件数表示に対応)。
- 出力形式(JSON / CSV / XML)を選びます。
- データ出力 をクリックします。
エクスポートは一覧の絞り込み結果に連動します。全件を出力したいときは、絞り込みを解除してから実行してください。
コレクション定義のエクスポート¶
コレクションの スキーマ(型定義) を出力します。別サイトへの移行やバックアップに使います。データは含まれません。
- 出力対象のコレクションを チェックボックスで部分選択 できます(全選択/全解除トグル、選択件数表示付き)。
- 出力形式は JSON と EDN に対応します。
コレクション定義のインポート¶
スキーマ(型定義)を取り込みます。データは含まれず、スキーマのみが対象です。
- 取込方法として 更新 と 置換 を選べます。
- JSON / EDN いずれのファイルも、先頭の文字から形式を自動判別して取り込みます。
- 参照キーは、取り込み先サイト内の対応するデータへ復元されます。
データの履歴¶
データ単位の変更履歴を遡って確認できます。
- 編集ドロワー内の 履歴 タブを開きます。
- 変更時刻・変更者・差分が表示されます。
- 必要に応じて過去のバージョンに戻せます(戻す操作も申請対象)。
サイト全体の申請情報履歴は 履歴 を参照してください。
前提状態とエラー時の見え方¶
| 症状 | 想定原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 新規作成 ボタンが押せない | 編集権限がない | ユーザーと権限 を確認 |
| 新規コレクション ボタンが非表示 | サイト管理権限がない | サイト管理者に依頼 |
| フィールドの型変更ができない | 既存データがあるため、互換性のない変更が制限されている | 既存データを変換するか、バックアップ後に削除 |
| 右クリックメニューに インポート / エクスポート が出ない | 対象コレクションがデータ保持タイプではない、またはインポート権限が不足している | コレクションの種類と権限を確認 |
| 保存しても一覧に表示されない | フィルタ条件で除外されている | フィルタを解除して再確認 |
| 「他のユーザーが編集中です」と表示される | 同じデータを別のユーザーが開いている | 編集者に連絡、または時間をおいて再開 |
次に読むページ¶
- データバインディング — データをテンプレートから参照する
- コンテンツ管理 — データ内で参照する画像の操作
- ワークフローと承認 — データの変更を公開するまで